[春、来たれり]メジロブライト
連続イベント
歩くような速さで
- スタミナ +40
- 根性 +20
- 絆 +15
- やる気 +1
- 一気呵成 のヒントLv +2
ランダムイベント
のんびり、ゆったり。
.
気になる部分をしっかりやってみては?
- スタミナ +15
- 根性 +5
- 絆 +5
全体をざっくり覚えてみては?
- スピード +15
- パワー +5
- 絆 +5
しっかり、じっくり。
エピソード
[春、来たれり]
あれはあの子がまだ幼い頃、
長引いた冬のある日。
すっかり日が暮れたというのに、
あの子が戻らないと
屋敷で騒ぎになりはじめた時――
「おばあさま~~おばあさま~~
みてくださいまし~~」
「ああブライト……!
こんなに遅くまでどこへ?
皆心配していたのですよ……!」
「わたくし、さがして、もってきましたの~
おばあさまが
はやくみたいとおっしゃったので~」
「私が……? いったい何を……
ああ、こんなに手が冷えて――」
「春です。」
忘れもしません。
そう言ってあの子が開いた
手のひらの上、可憐な薄紅の花弁――
「みつけるまでは、たいへんでしたが。
ゆっくりでも、たくさんはしって、
もってきましたの~」
そしてあの笑顔。
あれを見たらつい、たしなめるのも忘れて
抱きしめてしまいました。
――ええ、ちょうど
今日のあの顔と同じ、
花信風のような笑顔でしたとも。
長引いた冬のある日。
すっかり日が暮れたというのに、
あの子が戻らないと
屋敷で騒ぎになりはじめた時――
「おばあさま~~おばあさま~~
みてくださいまし~~」
「ああブライト……!
こんなに遅くまでどこへ?
皆心配していたのですよ……!」
「わたくし、さがして、もってきましたの~
おばあさまが
はやくみたいとおっしゃったので~」
「私が……? いったい何を……
ああ、こんなに手が冷えて――」
「春です。」
忘れもしません。
そう言ってあの子が開いた
手のひらの上、可憐な薄紅の花弁――
「みつけるまでは、たいへんでしたが。
ゆっくりでも、たくさんはしって、
もってきましたの~」
そしてあの笑顔。
あれを見たらつい、たしなめるのも忘れて
抱きしめてしまいました。
――ええ、ちょうど
今日のあの顔と同じ、
花信風のような笑顔でしたとも。
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